小積歯科医院 〒771-1151 徳島県徳島市応神町古川戎子野217 TEL:088-665-1212 駐車場完備 四国大学前より徒歩約2分
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一般歯科

虫歯の治療

虫歯の原因は細菌です。虫歯の原因菌は糖分を栄養として増殖するほか、糖分を取り入れて酸を排出する性質があります。この酸によって歯が溶かされる症状が「虫歯」なのです。
虫歯は細菌感染によって起こる病気であり、進行してしまうと自然に治癒することはありません。歯科治療を受けないかぎりは、お口の健康は取り戻せないのです。

・当院では痛みの少ない治療をしております。
当院では、表面麻酔や治療に使用する麻酔の温度・注射の針の細さにこだわり極力痛みの少ない治療を心がけています。

・MI(ミニマムインタベーション)治療の実施
MIとは必要最小限の歯の切削治療のことです。
もっとわかりやすく言うと、虫歯の部分だけ小さく削ることです。
歯は一度削ってしますと元どうりになりません。削りすぎるとムシ歯に再度なりやすくなったり、もろくなったりします。 当院では、拡大鏡を用いてムシ歯を大きく見るようにしています。そして、普通より小さい歯を削る器具を用いてムシ歯をとって行きます。 また、ムシ歯の取り残しの無いように、齲蝕検知液(虫歯の取り残しが判る液)を用いて確実に虫歯だけを取り除きます。

進行段階
C0
【ごく初期の虫歯】
症状
歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている状態。まだ歯に穴はあいておらず、痛みなどの自覚症状はありません。
治療法
適切なブラッシングやフッ素塗布で治ることがあります。

進行段階
C1
【エナメル質の虫歯】
症状
歯の表面のエナメル質が溶け、黒ずんでいる状態。冷たい物がしみることがありますが、まだ痛みはありません。
治療法
虫歯に冒された部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)を詰めて治療します。

進行段階
C2
【象牙質の虫歯】
症状
エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態。冷たい物や甘い物がしみるようになり、ときどき痛むこともあります。
治療法
虫歯に冒された部分を削り、インレー(詰め物)又はレジンで補います。

進行段階
C3
【神経まで達した虫歯】
症状
神経まで虫歯が進行した状態。熱い物がしみるようになるほか、何もしていなくてもズキズキと激しく痛むようになります。
治療法
神経を除去し、神経が入っていた管(根管)の内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を行い、クラウン(被せ物)を被せます。

進行段階
C4
【歯根まで達した虫歯】
症状
歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯に冒された状態。神経が死に、痛みはなくなりますが、歯根部に膿がたまると再び痛みが出ます。
治療法
多くの場合、抜歯が必要です。抜歯後、入れ歯やブリッジ、あるいはインプラントなどで失った歯の機能の回復を図ります。もちろん、可能な限り保存治療を優先します。


虫歯治療の流れ

1.虫歯の診査・診断
検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。

2.治療の説明
治療計画をご案内します。
治療日数は、軽症の虫歯では1日1~2本で完了しますが、重症の虫歯では1本に5~6回のご来院が必要になります。

3.虫歯の除去・必要な場合は根管治療
虫歯の取り残しの無いように、う蝕検知液で確実な作業をします。

4.詰め物・被せ物の装着
虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。

5.予防
虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。


こだわりの丁寧な根管治療をしています

根管治療とは歯の根っこの治療で、例えるならば建物の基礎工事のように大切なもの。基礎工事がちゃんとしていないと、その上の建物は倒壊する危険性があります。歯科治療においても、根管治療がきちんとできていなければ、どんなきれいな被せ物をしても虫歯が再発する可能性が高まってしまうのです。

そこで当院では、特殊な器具を用いた丁寧な根管治療にこだわっています。虫歯の再発を防げるかは、歯の根っこに入り込んだ細菌の病巣をどれだけキレイに取り除けるかどうかにかかっています。歯の根っこの細い管の中の病巣をキレイに除去するためには、歯科医師が神経を集中して丁寧に丁寧に手間を惜しまずに治療をし施さなければならないのです。

また、細菌がいなくなったかどうか発泡試験をしたのち特殊な液(プラディア培地)にて24時間培養し、更に特殊な試験紙(レサズリン試験紙)にて確認します。
それにより本当に歯の根っこに細菌がいなくなったと患者様と一緒に視覚的に確認できます。

保険治療でここまでしている歯科医院は少ないのではないでしょうか!

当院では手間を惜しまず細部まで気を配って治療をすることで、虫歯が再発しにくい根管治療を行っています。
いつまで経っても痛みや違和感や腫れが治らない方、長期間治療されている方、他院で抜歯だと言われてしまった方は是非当院に一度ご来院ください。

根管治療の治療の流れ

【1】 深い虫歯によって、歯髄が細菌に感染した歯
【2】 虫歯部分を除去し、歯冠から歯髄腔まで穴をあけます。
【3】 リーマーやファイルという器具を用いて、歯髄腔および根管と感染された象牙質等をていねいに除去します。
【4】 歯髄腔および根管を生物学的親和性を有する素材で充填します。
【5】 修復歯を支えるための金属製またはプラスチック製の支柱またはポスト(合釘)を根管に挿入します。
【6】 最後にセラミック製または金属製のクラウンで歯をかぶせて修復します。



歯周病について

歯ぐきから出血?歯周病の可能性があります

このような症状があるなら、歯周病を発症している可能性があります。
歯周病は歯垢(プラーク)の中に潜む歯周病菌が、歯ぐきに炎症を起こす病気。進行すると歯を支える顎の骨(歯槽骨)まで溶かされ、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあります。自覚症状がないままに進行するため、症状に気がついた時にはかなり進行していることがほとんど。大切な歯を失ってしまうことのないよう、お口の異変に気がついたら、早めに当院へご相談ください。


日本人が歯を失ってしまう原因は歯周病にあり

歯周病は虫歯をおさえ、日本人が歯を失ってしまう原因第一位のお口の病気です。また、成人の約8割は歯周病に罹患している、もしくはその予備軍であるとさえいわれています。免疫力とも関係する病気ですので、30代を過ぎたら歯周病予防を心がけましょう。症状が出る前から、予防歯科の定期健診やクリーニングを活用することが、歯周病で歯を失わないための重要なポイントとなります。


歯周病と全身トラブル

お口の中の病気である歯周病が、実は全身の疾患やトラブルの原因となっていることが近年の調査で明らかになっています。歯周病菌が血管や気管の中へ入り込み全身を巡ることで、さまざまな病気を引き起こすのです。なかには命に関わるような疾患につながることもあるため、早めの治療と予防が大切です。

動脈硬化・心疾患・脳血管障害
歯周病菌が血管内で血栓を作りやすいことから、動脈硬化や心疾患・脳血管障害の原因となっていることが指摘されています。また、血流に乗って心臓へ至ると、心内膜炎を引き起こすことがあります。
糖尿病
歯周病は免疫力に関係するため、血糖値のコントロールにも悪影響をおよぼします。糖尿病とは相互の関連が深く、糖尿病患者は歯周病になりやすく、また歯周病が糖尿病を悪化させることもあり、双方の患者には注意が促されています。
誤嚥性肺炎
歯周病菌が誤って気管へ入り込み、気管や肺で炎症を起こすことで、肺炎を引き起こすことがあります。近年では介護の現場などで、歯周病予防による誤嚥性肺炎のリスク低減が注目されはじめています。
低体重児出産・早産
ホルモンバランスの影響で妊娠中の女性は歯周病になりやすくなっています。それだけでなく、歯周病菌が出す物質が陣痛のような子宮の収縮を促し、低体重児出産や早産のリスクを高めることが指摘されています。妊娠中の女性は歯周病を発症しないよう、十分な注意が必要です。


*糖尿病に罹患されている患者様へ
徳島県は糖尿病罹患率が高い県です。
糖尿病と歯周病は密接に関係しており、みなさん後回しにしがちですが歯周病は糖尿病の6番目の合併症と言われています。
どこの歯医者でもいいというわけではなく、きちんと糖尿病と歯周病の関連について研鑽を積んだ歯科医院でないと病状をきちんと把握できません。
当院の歯科医師は日本糖尿病協会歯科登録医に認定されております。
日本糖尿病協会・療養指導医と連携し、糖尿病を持つ患者様の適切な歯周病治療に努めています。

歯周病の検査について

歯周ポケット検査
「プローブ」というものさし状の器具を用いて、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)の深さを調べます。深ければ深いほど、歯周病が進行しています。

レントゲン検査
顎の骨の状態をレントゲン撮影にて調べます。骨密度が低いほど、歯周病が進行しています。

歯の揺度検査
ピンセット状の器具で歯をつまんで動かし、グラつき度合いを調べます。グラつきが大きいほど、歯周病が進行しています。

 

歯周病の治療法

ブラッシング指導
一人ひとりのお口の環境に適した正しいブラッシング方法を指導します。
※ブラッシングは歯科医院での治療と合わせて行うご自宅でのケアとなりますので、継続して指導致します。

スケーリング
比較的軽度な症状の歯周病に対して行います。「スケーラー」という器具を使って普段のブラッシングでは取り除けない、歯に付着した歯垢や歯石を除去します。

ルートプレーニング
スケーリングで除去しきれなかった、歯周ポケット奥深くにこびり付いた歯垢や歯石を「キュレット」という器具を用いて除去します。同時に、スケーリング後のザラついた歯面をなめらかに仕上げることで、汚れの再付着を防ぎます。

歯周ポケット掻爬(そうは)術
軽度~中等度の歯周炎に対して行う外科的処置です。局所麻酔を行って歯周ポケット内の歯垢や歯石、膿、感染した組織を除去します。

フラップ手術
中等度以上の進行した歯周炎に対して行う外科的処置です。局所麻酔をした後に歯ぐきを切開して顎の骨からはがし、露出した歯根に付着している歯垢や歯石を除去します。また、感染した組織も取り除きます。


こだわりの入れ歯治療

入れ歯は、噛み合わせ位置がおかしいとうまく噛めなくなります。入れ歯を作ったのに「噛めない」「合わない」と感じるのは、患者さまの天然の歯がお口の中に存在していたときと同じ噛み合わせを、入れ歯で再現できていないからです。
そこで当院では、噛み合わせの位置を正確に把握するために、患者さまのあごの動かし方、食べ物を飲み込むときの唇や頬の筋肉の動き、舌の動き、歯ぎしりをしたときの動きなど、日常生活で発生するお口の動きを時間をかけてしっかりと記録します。
そしてそこから、どんなときにどの位置で歯が噛み合い、あごや頬の筋肉が動くかを分析します。この分析結果を元に、患者さまの天然の歯があった頃と同じ噛み合わせを再現する入れ歯をお作りしていきます。
保険適用の治療でもよく噛める入れ歯をお作りいたしますので、入れ歯が合わずにお困りの方はぜひ一度当院にご相談ください。

当院では入れ歯の型取りにもこだわっています。
症状に応じて患者様一人一人に合ったオーダーメイドの型枠を製作し、変形の少ない材料にて超精密な型をとります。
また、複数の技工所と提携しており、入れ歯の設計により製作が得意とする技工所にて入れ歯の製作を依頼しています。
もちろんオーダーメイドの型枠・変形の少ない材料等全て保険適応しておりますのでご安心ください。

より快適な入れ歯も作れます!!
保険治療でお作りする入れ歯では使える素材に制約があるため、見た目の美しさや自然さ、耐久性、装着したときの快適性などにこだわる方には、自費のご負担での入れ歯作製をお勧めします。
自費でお作りする入れ歯は、ご希望に合わせて種類や素材を自由にお選びいただくことが可能です。そのため、より見た目が美しく、快適で長持ちする入れ歯をお作りできます。
快適な入れ歯は、ご自身の残った歯に悪い影響も与えにくく、健康なお口を維持するのにも効果的です。
入れ歯を初めて作るする場合は、まずは保険の入れ歯をお試しいいただいてみるのも良いですが、入れ歯にお口が慣れてきたら、自費治療の入れ歯も検討してみてください。ご希望に合わせて特別にお作りした入れ歯の快適さにきっと驚かれることと思います。

スマイルデンチャー

保険の入れ歯は、残った歯に入れ歯を支えるための金具(クラスプ)をひっかけるタイプですが、ノンクラスプデンチャーは、金具(クラスプ)がない部分入れ歯です。
外から見える部分に金具がないので、見た目が自然で他人に入れ歯と気づかれにくいのが特徴です。(外から見えない部分は補強のために金属を使います)
保険の入れ歯に比べて薄く作れるため、お口に装着した時の違和感も少なく、快適にお使いいただけます。
当院ではたくさんの患者様に好評をいただいております。


金属床義歯

金属床義歯とは、床に金属を使って作る入れ歯です。
保険の入れ歯では床をプラスチックで作るため、強度を出すためにどうしても厚みを出す必要がありますが、金属を使えば薄く作ることができます。
薄く作れるためにお口に装着した時の違和感も少なく、快適にお使いいただけます。また、金属は食べ物や飲み物の温度が伝わりやすいため、美味しく食事を召し上がれるといったメリットもあります。

マグネットデンチャー

残った歯、あるいは歯ぐきに金属を埋め込み、磁石の力で固定する入れ歯です。
安定感があるのでよく噛め、外から見える金具もないので見た目も自然といった特徴があります。

コンフォートデンチャー

保険の入れ歯の内面は硬いプラスチックですが、生体シリコンクッションで覆った最新の入れ歯です。
柔らかいシリコンのクッションが、噛み締めたときに歯茎にかかる負担をやわらげて、びっくりするほどに歯ぐきにひっつきます。

消毒減菌について

殺菌消毒済のスリッパを使用しています。

当院では患者様に、清潔・安心・安全な環境で診療を受けていただくために感染予防を徹底しています。
歯科切削器具(ハンドピース・タービン)、診療基本セットをはじめ、ガーゼまで歯科治療に関する全ての器材はオートクレーブやグルタラール溶液を用いて確実に滅菌しております。
安全に気持ちよく診療を受けていただけるよう、スタッフ一同清潔な歯科医院作りに励んでおります。
当院では、高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)、超音波洗浄器、薬液滅菌(グルタラール製剤)及びその他消毒液等を用いて、使用するすべての器具の消毒、滅菌を行っております。



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